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萌葱は東大理3トップ合格の夢を見るか?

東大理3再受験のブログです。数学や理科の出題もしています。

今回の日本人ノーベル賞受賞者から見る日本の研究環境

さて、昨日は日本人が6年ぶりにノーベル物理学賞

受賞したことで日本中は歓喜に包まれましたが、

実はあまり素直には喜べない現実があります。

私は将来は研究者を目指しているので、

もはや他人事ではないと思っております。

それは、日本の研究環境が欧米に比べて、

成果が反映されにくいということです。

日本の大学教授は基本的に年功序列です。

(特に国立大学法人は元は国家公務員扱いだったのでなおさらです)

たとえ、ノーベル賞を受賞してもものすごく給料がいきなり上がる

というわけではありません。

しかし、外国では成果を上げれば物凄いお金になります。

また大学教授でその成果をもとに事業を始めて、成功した方もたくさんいます。

(聞いた話ですが、成功すると「物凄い」らしいです)

私の持論ですが、「研究は一種のビジネス」と言ってもよいでしょう。

日本でもビジネスで成功すれば一気に大富豪の仲間入りをするのですが、

研究で成功しても(一部の例外はありますが)、金銭的にはビジネスほど

儲けることが出来ないのが現実です。

また、日本では「研究者は金に執着すべきではない」とか

「金儲けのために研究をするなんてとんでもない」という風潮があります。

事実、私の周囲の人でもそのような意見の方はいます。

確かに、研究者の中には第一に「純粋にその学問を究めたい」という目的で、

お金は二の次で良いという方もいます。

そのような方は本当に尊敬に値すると思います。

しかし、私は「研究はビジネスの一種」だと考えています。

研究に成功した人はビジネスで成功することよりも遥かに人類全体に貢献

すると思っているからです。

青色発光ダイオードの開発によって、以前ではできなかったことが

出来るようになります。このような技術革新は研究なしでは有り得ません。

私が大学時代にある教授(別の学部の方でした)から、

「日本では技術職や研究職の扱いが低いことは問題である。

 本来は技術の開発者や研究者がお金を得るべきである。」

という話を聞きました。その一言は今でも私の中では名言となっています。

今回のノーベル賞受賞者の中にも日本の研究環境及び司法に嫌気がさして

アメリカで研究を始めた方がいます。

賛否両論あるかと思いますが、私は日本では研究者の金銭的な地位は

もっと高くてもよいと思います。

研究はビジネスと同じであると思って、

これからの日本を支えていく若い方にも研究に希望を見出すことのできる

環境を整えていくべきだと思います。